消費者の意識改革
生産者と消費者のすれ違い
食の安全に関しては、消費者ばかりでなく、生産者側も重要視していることです。消費者に納得して購入してもらうためには、安全管理が非常に大切なことだからです。
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しかし、生産者と消費者の意識がうまく重なり合っていないことも問題になっているようです。
野菜を例にとって見てみましょう。
例えば、曲がってしまって形の悪いキュウリと、まっすぐで形の整ったキュウリとでは、どちらを購入しますか。この場合、やはり、形の整った見た目の良いキュウリの方が売れるのだそうです。
消費者が求めるのは、見た目が良くて、虫がついていなくて、病気でない野菜であることがほとんどであるため、生産者側は、その要求に応えるために農薬を使わざるを得ない状況にあるとも言われています。
消費者の要求に従って作らなければ、価格が良くないからです。
もちろん、消費者の求める理想の野菜を栽培することが簡単にできれば問題はないのですが、農薬や化学肥料をできるだけ使わないで栽培する有機野菜や無農薬野菜などの生産は、非常に困難なもので、生産量も限られてきます。さらには、その農産物自体や労力などに見合うほどの価格では売れないこともあるそうです。
生産者への理解も大切
生産者の抱えているこのような問題を、消費者の多くは、ほとんど気にせず、ただ自分たちの要求ばかりを押しつけていると言っても過言ではないような気がします。
生産者あっての消費者、消費者あっての生産者です。どちらの立場も理解し合える関係であることが、結果的に「食」の安全・安心につながっていくのではないでしょうか。
賢い消費者になるためには、これまでの消費者としての意識を変えていくことも必要なのかもしれませんね。
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