トレーサビリティ・システムの活用

信頼性の低くなった食品表示
安全で安心できる食品を手にするためには、誰しも賢い消費者でありたいと思っていることでしょう。
しかし、「食」に関して多くの事件や情報等が氾濫し、消費者が正しい情報を選択することが難しくなってきているのが現状です。

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例えば、食品表示。これまでは、多くの消費者が食品を購入する上で目安としていたものですが、その食品表示の不正や産地偽装、ブランド偽装などが一部の販売業者によってなされてしまったために、何の表示を信じて、何を判断基準にすれば良いのか分からなくなってしまったと感じている消費者も少なくないと思います。


トレーサビリティ・システムとは
こういった不安を解消するために「トレーサビリティ・システム」という仕組みが注目されているのをご存じでしょうか。

農林水産省によると、トレーサビリティの定義は「生産、加工及び流通の特定の一つまたは複数の段階を通じて、食品の移動を把握できること」とされています。
つまり、食品がどこからきてどこへ行ったかわかるようにするもの、簡単に言えば、店頭に並んでいる食品が、いつ、どこで、どのようにつくられたものであるかを、消費者が知ることができるシステムのことです。

このシステムは、平成15年に国産牛肉については義務化されており、その他の食品についても今、次々と導入に向けた取り組みがなされているようです。

このシステムは、消費者の信頼を確保するためだけでなく、万が一、食品事故が起こった場合の素早い原因究明と食品回収のためにも、大きな役割を果たすもので、現在では、ホームページ上や店頭に設置されたタッチパネルなどで検索する形式が主流のようですね。

「食」の安全・安心を求める上で必要な、食品についての正確な情報を得るための手段の一つとして、トレーサビリティ・システムについて知り、活用していきたいですね。

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