今の時代、賢い消費者になって、「食」にもっと関心を持ったり、正しい知識や情報を得るために努力したりすることがとても必要なことだなと思いました。今までの消費者は「食」に対して受け身の立場でした。しかしこれからは積極的に関わっていかなければ、大切な人たちを守っていけないという想いから、「食の安全」を考えてみました。

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食の安全・安心を求めること

食生活を見直すこと
ここ最近、「食」に関する事件が、マスコミでもよく取り上げられています。
中国産の冷凍餃子に毒物が混入していた事件や、ブランド食品の産地偽装事件などは、記憶に新しく、これらの事件によって、「食」に対して不安や不信感を募らせている人は、かなり増えているようです。

また、生活スタイルの変化によって、家庭で食事を作り家族で食卓を囲むことが少なくなってきたこと、レトルト食品や冷凍食品の多様化、惣菜や弁当など調理済みの食品を購入して家で食べる中食(なかしょく)や外食が普及してきたことなど、「食」に関しても多くの変化が見られ、その結果、「食」をめぐるさまざまな問題も浮き彫りにされてきています。

『「食」の危機』と言っても過言ではない現代、国は、2005年に「食育基本法」という法律を制定し、国民に、自分自身の「食」についてよく考え判断する力を身に付けること、いわゆる食育を推進しています。つまり、国をあげて「食」の危機に立ち向かって行こうとしているのです。

現在では教育現場や食品関係の企業、地域などでも熱心に食育に取り組んでおり、食育をもっと身近に感じてもらおうと、子どもやその親などを対象にしたイベントも数多く催されているようです。
食育と聞くと、難しく考えてしまいがちですが、生活スタイルが変わった今こそ、昔の食事や、「食」に対する昔の人たちの考え方を取り戻していこうとすることと考えると、取り組みやすいかもしれませんね。


食材や食品選び、調理法にもこだわること
「食」にまつわる多くの事件を背景に、「食」の安全・安心を考えると、やはり自分が納得できる食材を自分で調理して食べることでしょうか。安心して口にできるものを‥と、食材や食品選び、調理法などにこだわりを持っている人も少なくないようですね。

自分自身で栽培した野菜、農薬・化学肥料をできるだけ使用せずに栽培された有機野菜や無農薬野菜、出所や加工過程がはっきりしている食肉類などにこだわっている人や、保存料や着色料などの添加物が多く使用された加工食品、惣菜や弁当、外食などをできるだけ避けるようにしている人も多いようです。

また、全ての料理を手作りに‥とまではいかなくても、なるべく手作りのメニューを食卓に並べるよう気を付けている人も増えてきているのだそうです。特に子どものいる家庭で増加傾向にあるのだとか。調理に時間をかけるのが難しい人は、食材選びに力を入れ調理をシンプルに‥など工夫するのも一つの手ですよね。


「食」にもっと積極的になること
では、「食」の安全はどこに求めたらよいのでしょうか。
もちろん、事件を起こした食品関連事業者、国や行政には、私たちが毎日安心して「食」に向かい合えるように、しっかりとした安全管理を徹底してほしいものですよね。

しかし、相手側に求めるばかりでなく、賢い消費者として、「食」にもっと関心を持ったり、正しい知識や情報を得るために努力したりすることも必要なことと言えます。

「食」に対して自分が感じている不安についての正しい知識や情報を持つだけでも、その不安を少し軽減させることができると思います。

また、消費者と生産者・食品関連事業者等が「食」の安全について共通理解し、信頼し合うことができれば、今よりももっと安全で安心できる食生活を送ることができるでしょう。
そのためには、消費者側も「食」に対して受け身の立場でなく、積極的に関わっていくことが大切ですね。

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